苫米地さん

苫米地英人 音楽と洗脳
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図書館で借りた本。

本来はCDが付属しているが、付いてなかった。

しかし読み物としてだけでも、大変、勉強になる本だった。

三平方の定理を発見したピタゴラスが最初に音階を発見した事。

そしてピタゴラスは学者としてではなく、宗教家としてそれらを重要視したという事。

そのピタゴラス音階がやがて時代の流れとともに、純正律に、そして現代の平均律へと主流の座を取って変わられたという事。

平均律による和音は狂っているという事。

どこかで聞いた事のある知識ではあるが、非常に論理的でわかりやすい文章で、まさしく教養って感じでしたね。

で、更に高周波、低周波による脳への影響から特殊機能音源の説明へと。

随所、随所にはさまれるハイエンドオーディオの自慢も楽しい。

是非、CD付きの物を家で所有しときたい一冊でした。